U-18サッカーリーグ愛知県2部 第8節
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梅雨の合間の快晴でおこなわれたリーグ戦第8節。対戦相手はリーグ戦で上位争いをする同朋高校。前節を終えた段階で勝点19で並んでいるため、お互い負けられない一戦となった。
松蔭は主力メンバーをケガなどで欠く布陣ではあるが、新しく入った選手にしてみれば自分のプレーをアピールする大きなチャンス。チーム力の底上げのためにも、マイナス要素をプラス転じさせるような戦いを魅せて欲しいところだ。
キックオフからペースを握ったのは松蔭。相手チームのゲームプランなのかもしれないが、中盤のプレスが少なく、パス&ドリブルによるボールキープが面白いようにきまる。開始15分で何度か決定機を作るが、得点にはつながらない。その後もポゼッションで優位を握る時間帯は続き、得点シーンは時間の問題のような試合展開が続いた。しかし、バックラインを深い位置に下げ、DFの数を増やしてディフェンシブな戦いを展開する同朋が少しずつ松蔭の攻撃に対応しだすと、徐々に流れが変わりはじめる。結局、前半は互いに無得点のまま終了。松蔭は攻めている時間帯に得点をとれず、勝負は後半へ持ち越しとなった。
後半、最初にチャンスを迎えたのは松蔭だった。松蔭ボールの右CKを高い打点でFWが合わせるものの、ボールはクロスバーの上へはずれる。その後は一進一退の攻防が続くが、後半15分を過ぎたあたりから同朋はロングボールを使いながら前への推進力を増し、松蔭陣内に攻め込む時間帯が増えはじめる。勢いにのる同朋は、CK、FKを獲得し、キック力のあるDFが次々とチャンスを演出。このDFはスローインの能力も高く、ロングスローでチャンスを作っていたのも印象的だった。また、終了間際には距離のあるFKをヘッドですらしたシュートがクロスバーを叩くなど、危ないシーンもあった。
結局、0-0のまま得点は動かずゲーム終了。前半は松蔭、後半は同朋にチャンスが多いゲーム展開となったが、お互いに勝ちきることはできず勝点を分け合う結果となった。
次節は勝点17で3位の名東高校。伝統の固い守備に加え、今年は得点力もあるチームなので厳しい戦いが予想される。幸いにもゲーム開催日は1週空いて2週間後になるため、コンディションをどこまで上げられるかも大切な要素。ケガのメンバーが戻ってくれば、チーム内の競争も一層激しくなるので、切磋琢磨して一回りも二回りもレベルを上げて欲しい。
出場選手
松蔭A | 同朋 | ||||
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GK | 1 | 水谷 拓朗 | GK | 堀口 貴弘 | |
DF | 5 | 水谷 直斗 | DF | 青山 和季 | |
DF | 3 | 前田 知宏 | DF | 筧 翔太郎 | |
DF | 15 | 原 大樹 | DF | 山田 辰文 | |
DF | 2 | 高木 一伎 | MF | 白川 将太郎 | |
MF | 7 | 松尾 啓介 | MF | 與語 奏哉 | |
MF | 6 | 辻村 寛介 | MF | 寺西 航 | |
MF | 8 | 池田 圭吾 | MF | 静間 智士 | |
MF | 9 | 服部 恭兵 | FW | 小野澤 昂己 | |
MF | 11 | 高橋 賢次郎 | FW | 木本 将太 | |
FW | 14 | 柴田 大地 | FW | 平原 将暉 | |
DF | 20 | 古川 智規 | FW | 稲垣 直樹 | |
FW | 18 | 新堀 光樹 | |||
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U-18サッカーリーグ愛知県2部 試合一覧
2014/10/04 第18節 名東 △ 0-0 △
2014/09/27 第17節 同朋 ○ 1-0 ●
2014/09/23 第12節 愛知FC △ 1-1 △
2014/09/20 第16節 誉 ○ 1-0 ●
2014/09/13 第15節 春日丘 ○ 2-0 ●
2014/09/06 第14節 長久手 ○ 3-0 ●
2014/08/29 第13節 名電 △ 1-1 △
2014/07/12 第11節 中京B ○ 4-2 ●
2014/07/05 第10節 一宮北 ○ 1-0 ●
2014/06/28 第9節 名東 ● 1-5 ○
2014/06/14 第8節 同朋 △ 0-0 △
2014/06/07 第7節 誉 ○ 2-0 ●
2014/05/03 第6節 春日丘 ○ 2-0 ●
2014/04/29 第5節 長久手 ○ 2-0 ●
2014/04/26 第4節 名電 △ 2-2 △
2014/04/19 第3節 愛知FC ○ 2-1 ●
2014/04/12 第2節 中京B ○ 2-0 ●
2014/04/05 第1節 一宮北 ○ 3-0 ●