U-18サッカーリーグ愛知県2部 第15節
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前節に引き続き快晴となった第15節。15時キックオフの松蔭×春日丘戦の前に行われた同朋×誉戦で、首位の同朋が敗れたため、なんとしても勝ち点3を獲得して勝ち点差を詰めておきたいところ。しかし、相手の春日丘は後半戦になり調子を上げているチーム。接戦が予想される。
キックオフから主導権を握ったのは松蔭。引き気味の相手に対し、速めのパス回しでボールを運びシュートチャンスをうかがう。何度かシュートを放つがネットを揺らすことはできない。守備に人数をかける春日丘は、徐々に松蔭の攻めに慣れ、松蔭が攻めあぐねるシーンが見られるようになった。一方、カウンターで攻める春日丘は前線の早い選手を使って一気に松蔭ゴール前までボールを運ぶが、松蔭守備陣も安定しており、得点は許さない。
このまま前半終了かと思ったその時、均衡を破ったのは松蔭の攻撃だった。前線の選手が春日丘陣でポイントを作ると、MFがオーバーラップしたSBにパスをまわし、そのまま中のスペースに切れ込んでシュート。きれいな形で先制点を挙げる。攻めながら点が取れない嫌なムードを振り払い、前半は1-0で終了。
後半もゲーム展開は前半と同様に松蔭のポゼションに対し、春日丘の守備という時間帯が続く。すると、徐々に運動量が落ちた隙をつき、後半10分、中盤からのパスを左サイドで受けた松蔭MFが、個人技でゴール前に切れ込み、ミドルシュートで追加点。2-0とリードを広げる。その後も選手を交代して攻め続ける松蔭だったが、得点を奪うことはできす、2-0でゲームセット。確実に勝ち点3を奪い、ゲームを終えた。
第15節終了時点で、上位陣の勝ち点は名東35、同朋35、松蔭33、名電32(ただし、名東は1試合多く消化)。直接対決が残っているため、サバイバルゲームの様相を呈してきた。この先は技術や戦術だけではなく、メンタルの強さが試されるゲームが続く。9月15日には選手権の組み合わせも決まるので、3年生は集大成として、1・2年生は来年度のステージ確保と貴重な経験を1試合でも多く積むため、強い気持ちで戦ってほしい。1戦1戦をしっかりと戦い抜くことしか、全国への道はないのだから。
頑張れ松蔭高校サッカー部!
17、8(6)
出場選手
松蔭A | 春日丘 | ||||
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GK | 1 | 水谷 拓朗 | |||
DF | 5 | 水谷 直斗 | |||
DF | 3 | 前田 知宏 | |||
DF | 4 | 静谷 公希 | |||
DF | 2 | 高木 一伎 | |||
MF | 6 | 鈴木 駿也 | |||
MF | 8 | 岡本 北斗 | |||
MF | 9 | 佐藤 友紀 | |||
MF | 15 | 原 大樹 | |||
MF | 11 | 高橋 賢次郎 | |||
FW | 14 | 柴田 大地 | |||
MF | 19 | 古川 智規 | |||
MF | 13 | 辻村 寛介 | |||
FW | 18 | 今井 洸志 | |||
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春日丘との戦績
U-18サッカーリーグ愛知県2部 試合一覧
2014/10/04 第18節 名東 △ 0-0 △
2014/09/27 第17節 同朋 ○ 1-0 ●
2014/09/23 第12節 愛知FC △ 1-1 △
2014/09/20 第16節 誉 ○ 1-0 ●
2014/09/13 第15節 春日丘 ○ 2-0 ●
2014/09/06 第14節 長久手 ○ 3-0 ●
2014/08/29 第13節 名電 △ 1-1 △
2014/07/12 第11節 中京B ○ 4-2 ●
2014/07/05 第10節 一宮北 ○ 1-0 ●
2014/06/28 第9節 名東 ● 1-5 ○
2014/06/14 第8節 同朋 △ 0-0 △
2014/06/07 第7節 誉 ○ 2-0 ●
2014/05/03 第6節 春日丘 ○ 2-0 ●
2014/04/29 第5節 長久手 ○ 2-0 ●
2014/04/26 第4節 名電 △ 2-2 △
2014/04/19 第3節 愛知FC ○ 2-1 ●
2014/04/12 第2節 中京B ○ 2-0 ●
2014/04/05 第1節 一宮北 ○ 3-0 ●