U-18サッカーリーグ名古屋地区1部 第11節

松蔭B 愛知工
5 3 前半 1 1
2 後半 0
SH:シュート数 GK:ゴールキック数 CK:コーナーキック数 FK:フリーキック数
日時 2015/09/19
Kick off 09:30
試合会場 松蔭高校グランド

シルバーウィーク初日。秋の陽気に誘われて名古屋地区リーグ1部・2部の応援のために松蔭高校を訪れた。久しぶりの松蔭高校グランドは、いつもながら手入れの行き届いたグランド、他の部活も含めた元気なかけ声、そして気持ちのいい挨拶で迎えてくれた。
地区リーグは現在、BチームもCチームも優勝のチャンスはほぼなくなり、昇格も厳しい状況。実質的には勝ち負けよりも、公式戦の真剣勝負の中でのチーム・選手の育成が主な目的となっている。選手権に向けてこのB・Cチームから、Aチームを底上げするような選手が出てくることをコーチ陣は期待しているはず。そんな想いを巡らせながらチームを応援した。

松蔭Bの対戦相手は愛知工業。東山工業との統合にともない、来年からは愛知県立愛知総合工科高等学校に生まれ変わる学校である。松蔭はAチーム同様、Bチームも基本戦術はドリブルとパスを中心につなぐサッカー。キックオフからボールを持ちたがる選手が多く、中盤では優位にパスワークを進めていく。ゲームをコントロールする中盤の選手は背番号からすると1年生か?なかなかテクニックがある。前線の比較的大きな数字を背負う二人はいかにも攻撃が好きなタイプ、足元もしっかりしている印象。右サイドの小柄な選手はドリブルが特徴、縦への積極性もある(1年生かな?)。
ゲーム序盤から松蔭の足元のテクニックに翻弄されて、愛知工業は守備の時間が続く。松蔭に得点が入るのは時間の問題かと思われたが、前半14分、愛知工業のロングボールに松蔭GKが飛び出し、DFとの連携も悪く、頭上を越され失点。先制点は愛知工業となった。
しかし、そのわずか3分後、中盤からのスルーパスに抜け出したFWが最後はGKもかわして左足で同点弾を決める。23分には右サイドのドリブルからシュート気味のパスを最後は詰めたFWが決めて2-1と逆転。28分には追加点を決める(一瞬よそ見をしていたため良くわからなかったが、前線のFW二人の組立からのゴール?)。前半は思わぬ失点をしたものの、しっかり立て直し3-1で折り返す。

後半は何人か選手を交代。前半同様パスをつないで組み立てるが、後半の方がサイドからの攻撃がやや増えてきた印象。すると、後半23分には途中交代で入った(たぶん)MFが中央からのスルーパスに抜け出し左隅のネットを揺らし4-1。終了間際の42分には愛知工業エリア中央で相手選手をいなしたMFがGKの位置をよく見て美しいループシュート。
多彩な攻撃で相手を圧倒した松蔭が5-1でこの日の青空と同じようにスカッと快勝。同時に、楽しみな選手が確実に育っていることも証明した。Aチームに上がるためには、とにかく力をつけて、試合で活躍して、コーチに認められるしかない。3チーム体制となった事で、そのアピールの機会は広がったのだから、しっかりと練習してチャンスを手にして欲しい。

チャンスは平等、頑張れ松蔭高校サッカー部!

出場選手

松蔭B 愛知工

愛知工との戦績

過去の対戦結果

2013/11/16 平成25年市内県立大会2回戦 ● 0-1 ○

U-18サッカーリーグ名古屋地区1部 試合一覧

2015/09/19 第11節 愛知工 ○ 5-1 ●

2015/08/29 第10節 千種 ● 1-5 ○

2015/07/18 第9節 市工芸 ○ 3-1 ●

2015/07/11 第8節 熱田C ○ 2-1 ●

2015/07/04 第7節 高蔵B ● 2-3 ○

2015/06/27 第6節 同朋B ● 0-2 ○

2015/06/13 第5節 天白 ○ 1-0 ●

2015/05/09 第4節 富田 △ 1-1 △

2015/05/05 第3節 東邦C ○ 3-0 ●

2015/04/12 第2節 鳴海 △ 3-3 △

2015/04/05 第1節 明和 △ 2-2 △