愛知県立松蔭高校サッカー部応援サイト

松蔭A 城西 1 1 前半 0 3 0 後半 3 SH：シュート数 GK：ゴールキック数 CK：コーナーキック数 FK：フリーキック数

日時 2015/10/03 Kick off 9：15 試合会場 愛知学泉大グランド

リーグ戦も残すところあと2節。5連敗でスタートしたが、なんとか盛り返して現在の順位は7位。今日勝てば残留に向けて大きな一歩となる。しかし、今日の対戦相手は強豪岡崎城西。前期リーグは0-2の劣勢をひっくり返し、3-2の大逆転勝利を収めることができたが、はたして今日はどうなるか？　岡崎城西も同じ相手との連敗は易々とは許してくれないはず。もちろん優勝の可能性も残しているため、激しい戦いになるのは間違いない。

会場はすっかり通い慣れてしまった愛知学泉大グランド。9時15分のキックオフの笛を眠い目をこすりながら聞いた。開始からペースを掴んだのは松蔭。いつものように長短のパスを織り交ぜながら岡崎城西陣内でゲームを組み立てる。一方、岡崎城西はスピードのあるサイドのプレーヤーにボールを預け、スピーディーに崩してくるイメージ。何度はサイドを突破されそうになるが得点には至らない。前半は様子をうかがっているのか、前期リーグのようなダイナミックな攻撃は少ないような気がした。すると、最初にビックチャンスを作ったのは松蔭。前半36分に中盤の選手がボールを運び、FWに渡すと早いタイミングでシュート。GKが弾いたボールに松蔭FWが詰めるも、わずかにタイミングが合わずネットを揺らすことはできない。しかし、その後も松蔭が優位にゲームを進めると前半終了間際、岡崎城西陣のペナルティエリア内で松蔭FWが倒されPKを獲得。これをきっちり決めて待望の先制点を決め、1-0で前半を折り返す。前半を見る限り試合の流れは松蔭ペース。この流れのまま後半を迎えたいところだ。

しかし、さすがに岡崎城西も百戦錬磨の強豪である。後半開始から強いプレッシャーで攻撃を仕掛けてくる。まさにこれが本来の岡崎城西だと言わんばかりの分厚い攻撃に、松蔭は守備に追われる時間帯が長くなる。すると、後半10分やや遠目の位置からのFKを松蔭ゴール前に上げると、一旦はGKがリフティングで逃れるも、そのボールを岡崎城西に拾われ失点、1-1の振り出しに戻されてしまう。その後も岡崎城西が優位に試合を進めると松蔭は17分、19分にフレッシュな選手を投入。しかし、一度傾いてしまった流れ簡単に引き戻すことができず、26分には岡崎城西の右CKから（ショートコーナー）、ファーへのクロスを教科書通りに折り返され、そのボールにもこれまたきっちりと詰められて失点。1-2と逆転を許してしまう。しかし、まだ時間は十分にある。前期リーグのような鮮やかな逆転劇を期待したが、後半35分に松蔭ゴール前でボールを奪われ3失点目を決められ万事休す。その後も攻める姿勢は崩さなかったが、岡崎城西の堅い守りをこじ開けることは難しく試合終了。逆転負けで岡崎城西にリベンジを許してしまった。前期リーグとはまったく逆の展開で、オセロのコマをひっくり返されたようなゲームであった。

前半と後半の松蔭は、まさにジキルとハイド。もちろん相手があっての戦いなので、常に自分たちのサッカーができるとは限らないが、今日はそれくらいに前後半では違ったチームに見えてしまった（前半は岡崎城西を圧倒していただけに）。
自分たちのリズムで戦えば強豪チーム相手にも十分に戦える手応えは感じているはず。あとは相手のリズムになった時に、どれだけ粘り強く辛抱して戦えるか。リーグ戦は泣いても笑ってもあと1節。最終節はしっかりと勝ちきって、成長した姿を示して欲しい。

がんばれ、松蔭高校サッカー部！

出場選手

松蔭A			城西