愛知県立松蔭高校サッカー部応援サイト

松蔭A 東邦 3 1 前半 0 1 2 後半 1 SH：シュート数 GK：ゴールキック数 CK：コーナーキック数 FK：フリーキック数

日時 2015/07/11 Kick off 12：00 試合会場 グリーングラウンド刈谷

リーグ戦は今節から後半戦に突入。対戦相手は現在2位につけている強豪・東邦。おもえば松蔭の5連敗はこの東邦との1-2の惜敗から始まったのだ。同じ相手に2度負けるわけにはいかない。しっかり借りを返して、後半戦の弾みをつけたいところだ。
前節のシトシト雨の悪夢を吹き飛ばしてくれるかのようにこの日は快晴。照りつける乾いた日差しが心地良い。

キックオフは12時ジャスト。そのホイッスルと同時に松蔭の激しい攻撃が始まった。東邦は主力メンバーを数人欠いているという情報もあったが、松蔭は自分たちのサッカーをするだけ。このチームとの戦いはいつも、松蔭が細かいパスとドリブルで相手陣にボールを運んでは、厳しいチェックでボールを奪われ大きく蹴り出され、またそこから松蔭がコツコツと攻めて、また蹴り出され、そんな展開ばかり。この日もご多分に漏れずそんな展開が続くが、少し違っていたのは東邦のチェックが少し甘かったこと。危険なエリアでは体を張って鉄壁の守りを見せるはずが、少しずつ甘い。いや、あるいは松蔭の気持ちの強さがそう見せたのか、球際の勝負で松蔭がボールを奪取する回数が多い。いつもなら大きく蹴られるボールも、この日は苦し紛れのキックに逃げる。すると前半35分、松蔭の右サイドから長い距離をドリブルすると、最後は飛び出したGKもかわしてゴール。相手の一瞬の隙をついた切れ味の良いドリブルで先制。その後も松蔭が攻めるが得点にはならず1-0とリードして前半終了。

後半もポゼッションで主導権を握るのは松蔭。前半と同じようにじわじわと東邦を追い詰めていく。しかし前半10分、東邦選手がケガの治療のためピッチの外に出ていると、松蔭は一瞬集中が緩んだのか、10人の相手に速攻を仕掛けられ、あっさりゴールを許す。こうしたしたたかな攻撃はさすが常勝軍団である。1-1とゲームは振り出しに戻されてしまった。
ここで先に動いたのは松蔭。やや疲れの見え始めたFWに変わって、フィジカルとスピードを併せ持つ選手を投入。するとその直後、投入されたばかりの松蔭FWが左サイドでドリブルを仕掛けると、虚を突かれたのか東邦DFは追いつくことができず、そのままゴール前まで迫りゴール！なんとファーストプレーでネットを揺らし、ベンチの采配がピタリとはまる。笑顔で駆け寄るイレブンの様子が、松蔭の好調を物語る。この後も再三このFWは東邦DF陣を切り裂いていくが追加点にはならない。東邦も得意のカウンターで応戦するが、この日の松蔭守備陣は落ち着いていた。
するとゲームが動いたのは後半40分。次は俺もとばかりにこの日得点のないエースFWがドリブル突破でダメ押しのゴール！そして、雄叫びを上げる。その後も強豪東邦を相手に臆することなく自分たちのサッカーを続け終了のホイッスル。快勝と言っていい内容で勝ち点3を手に入れた。

さあ、後半戦の初戦を幸先の良い勝利で迎えた松蔭。ここから先は5連敗へのリベンジマッチ。自信を持って戦い抜いて欲しい。
反撃はここから、頑張れ松蔭高校サッカー部！

出場選手

松蔭A			東邦